1２月のできごと

心もほっこり素敵な時間

「サッカーじゃんけん」という遊びを子ども達に教えた時のことです。この日は参加児童が16名だった為、サッカーじゃんけんは、最前線に4人の子を配置し、次のラインには3人の子、一番奥にゴールキーパー1名を配置しゲームを始めました。最前線から順にじゃんけんをし、最後方のキーパーとじゃんけんをしてキーパーに勝ったらゴールとなり、1点ゲットです。ゴールした人はメンバーの応援に回ります。 ゲーム開始と同時に「じゃんけんポイ！」の力強い声が響き渡り、室内は熱気に溢れました。最前線の子に負けて、早くもスタート地点に戻り再スタートする子、順調に3回戦を勝ち抜き1点ゲット！応援に回る子など、戦況は悲喜こもごもでした。

制限時間を間近にしてもなかなかゴールできない子がいます。T君が「先生！H君をゴールさせてあげて！！」と懇願してきたのです。自然発生的に「H君コール」が起こり、それが勝敗度返しの応援に変わり、応援に後押しされたH君は諦めることなくゲームを続け・・・ついにゴール！！一体感が生まれた瞬間でした。こんな光景がたくさん見られるようにサポートしていきたいと思います。